とにぷらの「好きなモノ・日常体験談」

20代も終盤の男が生きた証・書きたいことを残します

<前半>怖かった日雇い派遣バイトの体験談

少し長くなりそうなので、前半と後半に記事を分けていこうと思う。

 

3年前、年が明けてしばらくした頃に、事情があって初めて派遣の日雇いアルバイト

というものをすることになった。

 

ただお金を稼ぎたいだけだったので仕事内容に特に希望はなく、

場所は居住地からそこまで遠くない場所を探していたところ

「倉庫内の仕分け作業」という仕事内容があったのでそれを選択した。

勤務時間は、ひとまず初めてだったので17時~22時に設定した。

 

 

~当日

 

職場に到着すると、まず最初に仕事内容のビデオを、

おそらく自分と同じく今日が初出勤であろう方々と見ることになった。

(たしか自分以外に3~4人くらいいた気がする)

 

その後、仕事中に首からぶら下げる名札を手書きで作成した。

そして、ついに指示された持ち場へと旅立った。

 

すると、そこには大きなベルトコンベアがあり、そのコンベアから流れてくる

モノを種類ごとに仕分けしていくといった内容だった。

強大なベルトコンベアがさらに枝分かれしていて、それぞれ対象毎に分けていく。

各ベルトコンベアに正社員の方であろう人が1人立っていた。

その方から必要最低限のやり方を伝えられ、「じゃあ始めて」と言われ

社員らしき方はそこから離れ、前方に移動した。

そしてベルトコンベアにまたがり、流れてくるモノを仕分けしていった。

 

最初は余裕をかましていたが、徐々に雲行きが怪しくなる、、

そう。目の前に現れたのは巨大なタイヤや謎の重い物体たち、、、

ものすごく重かったので少し対象のコンベアに仕分けするのに手こずってしまった。

その間も、ベルトコンベアにはモノは流れ続ける。

すると、「ピピピピピピ!」と大きな音が響き赤いランプが光った。

何事だと思いうしろを振り返ると、自分が手こずっている間にベルトコンベアのモノが

詰まってしまい、稼働がストップしていたのだ。

 

その音が倉庫内に響き渡った瞬間、前述した社員らしき方が自分の方に

前からドスンドスンと音を立てながら向かってきた。(心の中でそう聞こえた)

これが、あの夜体験した悪夢の始まりだとは知らずに、、、

 

 

後半につづく。